金属管とコネクタ及びブッシング取付
試験問題に出てくる金属管の部分にE19の記入がある。E19はねじなし金属管でコネクタと合わせてアウトレットボックスに取り付ける。
アウトレットボックスへのコネクタの取付には注意すべき点がいくつか含まれている。欠陥作業をしないためにも確実に覚えておくことができる。
金属管にコネクタを取り付けた状態。
コネクタにはロックナットと絶縁ブッシングがセットになっている。
止めネジの頭をネジ切っていないと欠陥になる。
ドライバーで締めて切り取るよりペンチなどを横掴みして回したほうが楽に落とせる
ロックナットと絶縁ブッシングを外した状態でジョイントボックスに入れる。取り付ける穴が大と小があるがE19は小の穴のほうである
ロックナットの取付
ナットには平らになったほうがボックス側に丸みを帯びたほうがネジの外側になるように取り付ける。ロックナットの向きがわかるように拡大してみた
プライヤーで緩まないようにしっかり締める。ボックスとの間に隙間があれば欠陥である
絶縁ブッシングをしっかり締めてアウトレットボックスに取り付けることができた
ゴムブッシング
ゴムブッシングにはアウトレットボックスに空いている穴の大きさにより、大と小のサイズがある。試験で支給されるボックスは10センチ角のもので、打ちぬかれた穴に取り付けます。
ゴムブッシングはナイフで切り込みを入れる。ナイフの他にニッパを使うと安全かも知れない。
ブッシングをボックスに取り付ける際には裏表を気にしなくてよい。ブッシングが外れてしまうと欠陥になる
ブッシングの使用とボックスに打ちぬかれた穴の使用に関しての注意!試験センター引用
ジョイントボックス(アウトレットボックス)は,打ち抜き済みの穴だけを全て使用 すること
予め,配線図に従った配線をする場合に,配線に必要な穴が開けられています。 配線図通りに配線すると,打ち抜き済みの穴のみを全て使用することになります。 従って,施工条件に「打ち抜き済みの穴だけを全て」と記載されている場合には,自ら穴を開けてはいけません。また,一箇所から余分な電線を引き出すなどして,使用してい ない穴を残してもいけません
ゴムブッシングの使用が適切でないもの イ.ゴムブッシングを使用していないもの ロ.ボックスの穴の径とゴムブッシングの大きさが相違しているもの