第二種電気工事士技能|合格マルチツールDK200でアクシデント??どうなった?
第二種電気工事士技能|合格マルチツールDK200でアクシデント??どうなった?
技能試験に大変便利なツールであるホーザン(HOZAN) 合格マルチツールについて先回の記事で取り上げました。
今回このホーザン合格マルチツールを手に入れた方がECQの講習会で実際に使ってみました。
取付枠の取り付け取り外し、電線の引き抜きと順調良く使いこなしていましたが、リングスリーブ圧着の際にアクシデント!
合格マルチツールがどうなった?
電線を3本圧着の際にこのアクシデントは起きました。どうなったかと言うと
こうなりました!(写真は1種の作成問題)
で、「これがどうなった?」「抜けなくなった?」
その通りです!
リングスリーブを差し込むまでは押し込む力がかかり、なんなくスリーブの差し込みまでは成功。
ですが、その状態で圧着したので、マルチツールが上へ抜けなくなったのでした!
そこで、仕方がないので下の電線を切断したのですが、これまた抜けなく、今度はスリーブ自体を切断してやり直し。
技能試験本番でやらなくてよかった!
これは、今年出たばかりのツールなので使ってみてこんなアクシデントが起きることが判明したので、「技能試験の本番でやらなくてよかった」という本人の言葉がしみじみ伝わってきました。
確かにこのツールは使いこなせば工具を軽く持ちながら作業することができるので、とにかく慣れることです。
こうした思わぬアクシデントも経験しておけばリングスリーブ圧着の際には押し込むだけの機能で十分ですね。
先の記事でも記載しましたが、ここの機能はあまりつかわず、合格クリップで十分かも知れません。
2本圧着だけなら自分の指のクリップで十分でしょう!
技能講習では、失敗もつきものです。講習では前もってほとんどの人が失敗するポイントは前もって説明するようにしています。が、今回のこのケースは初めてのことだったので今後、このツールを持参する人には注意事項の一つとして取り上げておきたいものです。